プログラム

2025年1月金曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービス K-if(けいふ)のやかんリーダーです。

新年最初の金曜日のプログラムのテーマは『お正月に食べる料理』でした。

詳細としては、お節料理に入っている『なます』です。

ざっくり説明すると大根と人参を千切りにし、三杯酢で味付けした料理になります。普段料理する機会の少ない人からすれば、『使う料理器具は?』『皮はどうするの?』『調理工程の順番は?』など一つ一つ質問が飛んできます。分からないことを質問することは大事なことです。金曜日に利用している児童達も分からないことは聞くことが出来るようになってきています。なので今月からは試行錯誤も兼ねて一段階レベルを上げていこうと思います。

1回目に調理工程、調理器具、使用する食器類などの説明を自分でメモを取ってもらう。または、分からないと現時点で認識している部分に関しては、質問する。

2回目以降は、実施中はメモを見ながら実行していき、質問は実施終了後に行い、自身の不足部分を補強していく。という方法で行っています。

今回の方法を取ってみてわかったことが二つ。

プログラム実施前の説明を『聞いていない』状態で実践し、もう一度個別で説明してもらいながらすればいいと考えている児童が一定数いたこと。もちろん『見通しを立てるのが苦手』で、1回目の説明で理解出来ていないことに気付くことが出来ていない子もいましたが、そこは前で説明している時に子どもたちの表情を見ていればわかります。

もう一つは、『聞く』『書く』『見る』を同時にすることが苦手な児童が多いということ。この一連は学校の授業で求められていく能力だと思うので、今後も同様の方法を継続していくことで、学校+αで経験していくことができると思いました。

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