プログラム

2023年7月月曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市の放課後等デイービスK-if(けいふ)のプレリーダーです。

7月の月曜日のプログラムの振り返りをしていきます。

今月のプログラムは、夏らしいものをと考え『うちわ』を作っています。

材料は、某100円均一ショップで購入しています。

使い方や製作工程は、大きく変わることはないかと思います。

ただ、テーマは作りました。

表面『夏の食べ物』

裏面『夏を連想させるもの』

をイラストにすることです。このような『テーマ』を作ることで、『抽象的な事柄』を認識していく練習になりますし、好きな物ではないことでイメージを形にする練習にもあります。

イメージを形にすることは難しく、苦手な子どもが多いですが、全員が全員そうだとは思っていません。なぜなら、『好きな物』なら見本がなくても描くことができる子もいるからです。実際にどんな物でも見本がないと描くことができない子どももいるので全ての子どもに当てはまることではないとは思いますが、自分の興味のあるものしか描くことができないということは、興味のあるものは細部まで観察し、脳内にある記憶を頼りに描くことができるということになります。

そういう子どもは、『興味を持てば見本がなくても描くことができるようになる可能性はある』という事です。まぁ好き嫌いはありますし、得手不得手ももちろんありますが、出来る可能性はあるという事です。

大人になると自分の苦手なこともしなくてはいけない場面は、数えきれないくらいあります。そういう時には『割り切り』『忍耐』はどんな仕事であっても必要になってきますので、少しずつ習得していってほしいとおもいます。

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