プログラム

2022年10月金曜日

今月の金曜日はハロウィンの起源になったサウィン祭にちなんで秋の食材を包丁でカットしてもらっています。

やっている内容は先月と類似していますが、目的が違いますのであしからず。

ではまずサウィン祭について少しうんちくを述べていこうかと思いますが、簡単にいいますと12月31日が年末1月1日が新年と統一される以前のとある地域では、10月31日が年末11月1日が新年とされて、10月31日にその年の収穫祭をする風習があったよう所説があり、その収穫祭の名前が冒頭にも出てきた『サウィン祭』とのことです。日本でいう所の『大晦日』『月見』を同時に祝っているようなイベントになります。

※『なぜ月見?』と思った方の為に追加うんちく発動‼

月見とは日本で古くから行われてきたもので、『月を鑑賞する』ことでもありましたが、その年の豊作に感謝するとともに来年の豊作を願う収穫祭の一種でもありました。お供えとして一般的な団子は月を表し、ススキは稲穂を表し、里芋などはもともと収穫時期であるためお供えされ、季節の野菜や果物などで葡萄などのツルのある物は、繁栄を表し縁起の良い物とされて供えられているという所説があります。

長々とうんちくを並べましたが、『ハロウィン』という言葉から連想されることと言えば、『仮装(コスプレ)』『お菓子を貰える』『かぼちゃのお化け(ジャックオーランタン)』『外国のお祭り』などではないでしょうか?

『食事を得ることが当たり前』になっている現代人(自分も含め)に食事を得ることへの感謝と旬の食べ物を少しでも意識し、好き嫌いから『食べない』という判断を選ぶことが減るようにと今回のプログラムで使用した食材は、単品では味の薄い『きのこ類』をメインに選択しています。

もちろん好き嫌いはありましたが、最低限と最大限の量を取り決め、自分で量を調節し、食材をカット、加熱、味付けを行い、試食しています。

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