こんにちは。
紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のあずちゃんリーダーです。
6月の火曜日は、和太鼓での演奏を1曲練習してもらっています。
子どもたちには、次の工程でプログラムをしてもらっています。
1、新聞で自分が使うバチを作る
2、指導員が選曲した3曲から当日利用していた児童の中で多数決を取る
3、多数決で決まった曲を和太鼓で演奏するときの動きを動画確認する
4、動画で確認した動きをパート別に練習を行う
5、覚えている範囲で、通してみる
6、その他(作成したバチが破損した場合はその都度作りなおす)
3~6に関しては、3周目以降継続して行っています。今月の内容としては、バチ作りで指先を使い、動画で見た動きを模倣し、音に合わせて動くことでリズム感を養うことのできる内容を目指しました。
詳細は知らないですが、管理者からは『音楽療法の一種』であることを聞き、福祉の現場では、比較的メジャーなものらしいですが、この業界に入るまで、福祉とは無縁だったこともあり、驚いたのが正直な感想です。ですがここで少し疑問がわいてきました。なぜ管理者は今まで『音楽療法』をしていて行っていなかったのかです。質問に対して管理者はこう答えてくれました。
『音楽に関することが全く理解できないから活用することができない』
管理者曰くここでいう『全く』とは、『音程』『音符』等、音楽というものを感受する為に必要とされる能力が欠如しているとのこと。その為、流行りの曲やその曲を歌っている歌手にも興味はないとのことです。
少し話はずれましたが、管理者は、『音楽療法の目的・進行・効果は知っているが、根本として必要な音程や音符の読み取りが分からないから提供できないからやってこなかった』とのことでした。