プログラム

2024年9月木曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービス K-if(けいふ)のやかんリーダーです。

9月の木曜日の報告をしていきます。

当月の木曜日は、『ビリヤード』を模した内容を実施しています。

事前に子どもたちにも話していますが、目的は『道具を使った力加減』と『道具を上手に使う』ことを意識してもらっています。

最初は自分の『棒』を新聞紙を丸めて作ってもらっています。

新聞紙を丸める行為に関しては、手指の細かい動きを求められます。その為、指先の使い方が苦手な児童にとっては鬼門であったようですが、今回は自分の使いやすい棒を作ることであり、細く強固な棒を求めているわけではなかったので、そのあたりは厳密ではありませんでした。

次に作った棒でピン球を突いてもらい、1m程度離れた場所に設置したカップを狙ってもらっています。

棒でピン球を突くことは、線で捉えるよりも難しい、点で捉える必要があります。また、棒の動きと手の動きが同じ軌道ではない為、目標地点から少しずれ思うようにコントロールすることが出来ない為、空振りする児童が多数いました。上手くつくことができる児童であっても、『勢い』をつけようと力むとピン球の端を突いてしまい失敗します。

その為、身体を操る技能と気持ちをコントロールする精神力の両方が必要となる内容となっており、あまり学年に左右されない内容になっていました。

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