プログラム

2022年11月火曜日

こんにちは。

11月の火曜日は『沈黙の投票』と銘打って、〇〇といえばゲームを実施しています。

今回の目的は以下の事を意識しています。

①ヒントをもとに連想される物を答える。(具体的な物)

②ヒントをもとに連想される物を答える。(抽象的な物)

③参加者の考えに沿わせる(他者の考えを予測する)

④投票の仕方(名前の記載・答えの記載(未回答も含め))

⑤カンニング行為をしない(試験対策)

出題に関しては、抽象的な回答が必要になる物・具体的な回答になる物・〇択問題などを織り交ぜていました。発達の年齢によっては答えをだせない者や出題から連想できる物がない者など様々でした。出題傾向で、その児童が今どの段階にあるのかを知ることが出来ました。

子どもたちにとってはただのクイズ問題程度に感じていたようで、楽しんで参加できており、同じ回答でそろった際には喜び、『〇〇君(〇〇ちゃん)と一緒や』と考え方の類似点を共有できている児童もいました。

中学年(3年生)以降の友達関係としては、趣味や趣向などの目に見えにくい物の共通点で友好関係の形成が始まってきます。その為、中学年以降で人間関係の形成がより困難になっていきます。

この記事を読んでくれている方にも思い当たる節があるのではないでしょうか?

『察する』『空気を読む』などの周囲の人への『配慮』、『暗黙のルール』などの明確に公言されていないルールが社会に出ると必要な場合が存在します。

そういったことは社会に出るまでに家族以外の人間関係が多ければ多いほどできるイメージはないでしょうか?

私はこう考えています。

多種多様な人と関わることで、多様な考え方を吸収し、参考にしているのではないかと思っています。ここでいう『参考にする』ということは多種多様な人と関わることで得ることが出来ており、それは人と関わるという経験による積み重ねによるものではないでしょうか?

当事業所を利用している子どもたちには、将来コミュニケーションで苦労しないように色んな人と関わることが出来るようになっていってもらえたらと思っています。

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