プログラム

2022年11月月曜日

こんにちは。

11月の月曜日のプログラムは、『鉛筆立て』を作りました。

材料は、A4サイズの紙を使っていますが、コピー用紙で行うとなると少し薄くなってしまい強度的に不安が残るように感じました。(私の主観によるものなので、実際の強度としては同じなのかもしれませんが)

今回のプログラムの目的は『正確性』です。

1、A4サイズの紙を正方形に切る。

2、正方形の紙を縦に4等分、横に4等分して、全部で16等分の正方形の折り目を作る。

3、4隅に正三角形を折る。

4、正三角柱を作成する。

など正確性を必要とするポイントが多くありました。

A4サイズの紙から正方形を切り取る。この一番最初の段階でずれると鉛筆立ての完成度が極端に下がってしまいます。その為、①切り取り部分の作り方。②はさみなどでの切り取り後。を指導員にチェックしてもらい『OK』をもらった後に全部で6枚作成するまで、繰り返しています。

この時ものさしの使い方を知らない児童、ものさしを使って真っすぐ線を引くことが苦手な児童、はさみの運用が苦手な児童に関しては指導員が支援を行い、時間がかかっても正確に作業をすることを優先しています。その為、細かい作業の苦手な児童や集中力の維持が苦手な児童にとってはかなり厳しい内容になっていたように思いましたが、適度に休憩をはさみながら一枚一枚作業をすることで、完成に近づけていくことが出来ていました。

折り終わったものを最後にボンドを使って、接着していますが、接着の仕方を3つ一組を2つ作り、2つを接着するように子どもたちに指示しましたが、少しづつ角度がずれてしまい、完成時に接地面が少し浮いているものが多く出来上がってしまったので、ボンドが乾くまでの時間を洗濯ばさみで固定して対応しています。

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