プログラム

2025年3月木曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービス K-if(けいふ)のやかんリーダーです。

当月の木曜日は、『風船リレー』をしています。

道具を使って風船をコントロールして移動することで、手先の微調整を行ってもらっています。

子どもたちは、手首を使った微調整、もしくは、道具を使用してその部分を平行に保つことが苦手なようで、苦戦している児童が多かったように感じます。自分の身体を平行に保つことはできても、道具を使ってその部分を平行に保つことはまた別の感覚だということだということですかね。

結果を先に伝えると本来であれば、お盆を使って複数個の風船を同時に運んでもらうところまでできればと考えていましたが、一つの風船でも平衡を保つことが出来ずに落としてしまうケースが多く、断念しました。

今回の動きが苦手な児童は、日常生活でいうと配膳時に平衡を保つことが難しい為、汁物や麺類などをお盆内にこぼしてしまう可能性が高くなってしまいます。視覚的に確認することで可能性は下げることが出来ると思いますが、その引き換えに周囲への注意力が下がってしまうので、周囲が注意することが必要になります。仕事などでは、飲食店のホール業務などが当てはまりそうです。

何気ない動きではありますが、小さなことの積み重ねで、将来仕事の幅を狭めたり、生活に支障をきたす可能性もあるので、遊び感覚で出来ることは楽しみながらしていってもらえたらと思います。

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