こんにちは。
和歌山県紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if（けいふ）のやかんリーダーです。
１１月の木曜日は、『つま先もしくは踵で１回転ターン』をするでしたが、結論から話すと上記の内容を両方できた児童は半分以下でした。
理由は、任意での重心の移動、姿勢を維持する、ターンに必要な向きに力を加えるなど『３動作以上を同時に行う動き』があり、複数動作が苦手な場合、達成が困難であることが実施してみてわかりました。
その為、翌週からは実施内容を上記の三段階に分けて、それぞれ練習しています。
・任意での重心移動は、つま先立ちと踵立ちの状態で歩行する。
・姿勢維持は、つま先・踵立ちで歩行中に上肢で平らな物を持ち、その上にボールを乗せ落とさずに歩く。
・ターンに必要な向きに力を加えるは、線上を前進で往復する。
簡易的に書くと上記のような動きを練習しています。
複数動作は難易度を調整する大きな要因の一つですし、『ターン』という動きを一つの動作と勘違いしていたことで、１１月の初回は、上手くできなかった児童たちにとっては、『失敗経験』になってしまいました。ですが、上手くできなかった児童たちは落ち込む様子はなく、次週から自分で練習内容を選択して、積極的に参加してくれていました。
利用してくれている児童の得手不得手は、理解していけていると思っていますし、結果として、子どもたちも終始積極的に参加してくれていましたが、提供するプログラムの内容（難易度）の細分化はまだまだ足りなかった事実があるので、気持ちを引き締めていきたいと思います。