こんにちは。
和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービス K-ifのバナナリーダーです。
私がK-ifで働くようになって、子どもたちが実践しているプログラムを観察していて感じていたことに今回フォーカスを当てて実践していきました。
今回金曜日のプログラムで実践した内容は『計量』です。
調理を行う上で必要となってくる『味付け』。
その『味付け』の際に調味料の分量を基準になるように表現されている『ℓ(㎖)』『g(㎎)』『大さじ』『小さじ』などがあります。しかし、それを正しく量ることができない状態で、安定して『自分の好きな味』を作ることは難しく、料理をする上では必要な技術の一つです。
しかし、子どもからするとこの計量は大変難しいようです。
なぜなら、運動機能を求められる場合は
右手と左手で別々の動きを要求されるケース
微妙な力加減を要求されるケース
抽象的な物事の理解が苦手な児童の場合は
『適量』や『少々』という曖昧な表現がされているケース
障害特性や運動能力などによる不得手な分野の能力によっては、『調理』という日常関連動作の難易度は、爆上がりします。
一カ月間練習しただけで改善(向上)できない可能性は高いですが、正しく計量することが出来る方法を見付けることができるだけでも、『安定した自分好みの味付け』ができるようになる可能性はあると思います。
今後も状況をみながら必要に応じて再度『計量』のプログラムを実施してもいいかなと思っています。