こんにちは。
和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービス K-if(けいふ)のプレリーダーです。
当月の月曜日は『シーズン先取り』と銘打って、『団扇作り』をしています。主に使う材料は工作の見方牛乳パックさんとボンドさん。
まずは、牛乳パックを展開し、側面部のみを4分割しておきます。4分割した物を1枚とカウントし、子どもたちには一人5~6枚配布。
ここから子どもたちの作業パート
①コンパスもしくは分度器で扇状になるように上部に線を引き、カットします。
②次に下部は、左右の長さを計り、その長さの半径の円が出来るポイントに穴を空ける。
③全ての牛乳パックに①と②を行う。
④牛乳パックに開けた穴がそろう。且つ、牛乳パック同士を重ねボンドで貼り付ける。
ボンドが乾いたら手作り団扇の完成。
えっ?
めっちゃ簡単過ぎやん!
っと思った方もいると思います。私も正直今月の内容は簡単すぎたかな?って思っていました。でも、今回のプログラムには大きな罠が隠れていました。
『牛乳パック同士を被らせて貼る』この言葉が、具体性に掛けていたのでしょう。おおよその人は、イメージ的に『団扇として使用しても折れてしまわない強度が確保出来る。且つ、なるべく広がっている状態を作る』と認識して頂けると幸いです。
では、質問です。
『どれくらい被らせますか?』
正直どれくらいでもいいと思っていました。正確な数字を出すと作業工程が増えてしまいますし、難易度も跳ね上がってしまうからです。
俗にいう和歌山弁でいうところの『ええ塩梅に調節して』というやつなのですが、この『ええ塩梅』が抽象的過ぎたのか子どもたちの中には『わからない』『伝わらなかった』ようで、結局細かい指示と作業が追加になり苦戦することになりました。